カメラと子供とおでかけ

栃木在住の二児のパパが日々の生活で気になっていることを分かりやすくまとめます

HDR合成ってすごい!普段のRAW現像との違いも比べてみた

こんにちは。まーとんです。

今回は、初めてHDR合成をやってみたのでそのお話と、せっかくなのでHDR合成した写真と普段のRAW現像で仕上げた写真を比べてみました。

HDR合成の威力にも驚きましたが、フルサイズのカメラの素晴らしさも実感する結果となりましたので、ぜひお付き合いください。

HDR合成とは?

趣味で写真をがっつりやっている人にはおなじみの手法ですが、私は今回が初めての試みだったので、ざっくりHDR合成についてまとめてみたいと思います。

 

HDRとは、High Dynamic Range (ハイダイナミックレンジ) の略称で、暗い部分から明るい部分まで、より広い明るさの幅を表現できる技術のこと。HDR合成というと、写真を合成することによって、広い明るさの幅を表現しましょう、ということです。…意味不明だと思うので、少し噛み砕いてみます。

 

写真って人間の目より劣っていて、明るい部分と暗い部分を同時に表現するのが難しいのです。人間の目って実は非常に優秀なんですよ。

 

例えば、下の写真。影になっている建物部分を適切な明るさで撮ろうと思うと、空の部分は明るすぎて表現できず、白くなってしまいます。…せっかくの青空が台無しですね。

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 一方で、青空を適切な明るさで撮ろうとすると、今度は建物部分が暗すぎて表現できず、真っ暗になってしまうのです。…う~む、難しい。。

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こんな風に、普通に撮ると幅広い明るさを一枚の写真に表現するのは非常に難しいので、①暗めに撮った写真、②普通に撮った写真、③明るめに撮った写真、をそれぞれいいとこどりをして合成してあげましょう!が、HDR合成です。

 

HDR合成した写真がこちらになります。

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前の二枚の写真とはえらい違いですね!勝手に印象的な写真になってくれるので、写真の腕が上がった感が得られます。笑

 

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実は、iPhoneのカメラアプリにはHDRモードがありますよね。オートで知らずに使っている人もいるのでは?上のような合成を勝手にやってくれる便利な機能なのです。

 

ちなみに、動き回る子供の撮影では、寸分違わぬ構図で撮影するのはほぼ無理。。

最近やっと風景を撮るようになったので、やっと挑戦できたわけです。。

 

HDR合成のやり方

素材となる写真を撮る

まずは素材となる暗めの写真、普通の写真、明るめの写真を準備しなければなりません。

写真を合成するわけですから、構図は寸分違わずに、明るさのみが違った写真が必要になります。

そこで、カメラは三脚で肯定して構図は変えないようにして撮るのがセオリーです。…と言いつつ、上の写真は三脚を使わずに手持ちで撮りました。手振れしない自信があるなら、手持ちでもどうぞ!

 

カメラを固定して、手動でカメラの設定変更で明るさを変えてもできなくはないですが、普通はカメラに付属の機能である、ブラケット撮影を行います。

ブラケット撮影とは、カメラが自動的に普通、暗め、明るめの3段階の露出で撮影する便利な機能のこと。この機能を使えば、HDR合成が簡単にできます。

 

私が持っているOLYMPUSの低グレードの機種でもついている機能なので、本格的なカメラにはついていると思われます。参考までに、私が持っているOLYMPUSとCannonのカメラの設定方法を載せておきます。詳しくはお手元のカメラの説明書を確認ください!

◆OLYMPUS PEN mini E-PM2の例

MENU>SETUP>撮影メニュー2>ブラケット撮影>HDR BKT>3f 2.0EV

◆Canon EOS 6D markⅡの例

MENU>SHOOT2>露出補正/AEB設定

 

写真を合成する

写真が撮影できたら合成します。さすがに合成は、何らかの写真編集ソフトが必要です。

私はここでも、いつもおなじみLightroomという現像ソフトに頼ってしまいます。もうLightroomなしでは写真は趣味にできないレベルなので、笑 カメラを持っているなら持っておいて損はないです。

本ソフトは、基本的に月額支払い版に移行していますが、まだダウンロード版も残っていそうです。これなら月額は発生しません。

Adobe Photoshop Lightroom 6(写真現像ソフト)|ダウンロード版|Windows版

Adobe Photoshop Lightroom 6(写真現像ソフト)|ダウンロード版|Windows版

 

 

では、撮影した写真をLightroomでHDR合成していきます。

撮影した写真を複数選択して、右クリック>写真を結合>HDR をクリックします。

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HDRプレビューを作成してくれるので、少し待つとこんな感じで合成してくれます。

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あとは、お好みで右のカラムの項目を設定します。

・自動整列:画像のズレを自動で補正してくれます。チェックがおすすめ。

・自動階調:合成写真の露出を自動で調整してくれます。この後自分でいじるのでどちらでもOK!

・ゴースト除去量:重ねた際に微妙なずれがあったときにゴーストが発生してしまうのですが、それを抑えてくれます。三脚で撮影していれば、なしでOK!

 

設定が終わったら結合で合成完了です!あとは合成した写真もお好みに現像していきましょう~!

 

HDR合成と普通のRAW現像の写真を比べてみた

HDRの結果は確かに驚きでしたが、明るい部分だけを暗くしたりとか、暗い部分を明るくしたりとかは、普段のRAW現像でもできてしまうわけで。。どれだけ違うのかを比較する意味で、普通に撮った写真をRAW現像してみたものと比較してみました。

まずは、RAW現像のBefore/Afterから。

◆RAW現像 Before/After

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…ん?普通にイケてる?笑 RAW現像でも問題ない気が。。

 

続いて、HDR合成とRAW現像写真の比較がこちら。※クリックかタップで写真は大きくなります。

◆HDR合成/RAW現像

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素人目に見ると、太陽周りはよりHDR合成の方が細部までキレイに表現できていますが、そこまで大きな差は。。

 

ちなみに一部分だけ拡大してみるとこんな感じ。どちらもノイズ軽減なしです。

◆HDR合成/RAW現像 (拡大写真)

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これくらい拡大すると、確かに左のHDR合成の方がざらつき(ノイズ)が少ない写真になっていることが分かりますが、この程度の差…という結果でした。

 

これはおそらく、高感度や無理な編集に強いフルサイズセンサー対応カメラの恩恵ではないかと思います。さすが、フルサイズ!!

今度は、そこまでノイズに強くないOLYMPUSのカメラでやってみようと思います!結果がきになる。。

 

まとめ

今回は、HDRのお話でした!

HDR合成で、手軽に印象的なハッとする写真が得られることが分かった一方で、フルサイズのカメラの恩恵も実感することができました!

 

こういう一工夫が上手に使えるようになると、写真の腕が上がったなぁと実感できるのでしょうね。

かなり楽しく撮影できたので、これからもどんどん挑戦しようと思いました!

 

長い記事にお付き合いいただき、ありがとうございました!!